「おしゃべり伝言パック」を組み立てる会(2017年2月18日)

— 難しいことは置いといて、電子工作を始めよう —
電子工作 冬のイベント(2月18日土曜日)@オガール2階
<<事前申し込みが必要です。>>
オガールのITサポートまで直接申し込みに来ていただくか、下記までメールをお願いします。
info@go-forward-japan.org
会費は1000円の予定です。出来上がった「おしゃべり伝言パック」は持ち帰って活用してください。

ベースはサウンドボトルです。マイクを取り外すのは難しいのでパックを開けて録音します。

サウンドボトルの記事と重複しますが、部品リストを書いておきます。
ISD1820 音声録音再生モジュール
Arduino Nano互換機
超音波距離センサー
USBポート付き充電用電池ボックス(100円ショップのCan Do(キャンドゥ))
USB(Mini-B)ケーブル
ブレッドボード
ワイヤー、ピン、ランチパック
中国直送は春節の影響なのか軒並み在庫なしの表示(170125現在)です。私が注文した分は発送済みなので来週届く予定です、多分。

ランチパックにしたのは中の構造が見えると楽しい気がするからです。加工が楽で値段が安くて言うことなしです。

組み立て終わって一通り楽しんだら、レーザーカッターでケースを自作する楽しみも残してあります。ケースはスピーカーボックスを兼ねますから私はバスレフ型を考えたいなと思っています。

Digital Wall Clock (1st trial)

寝室用に明るさを抑えた壁掛けデジタル時計を作りました。

ESP8266(ESPr Developer)でRTCから時刻を読んで、7セグメント表示器風にフルカラーLEDを28個配置して時刻を表示します。せっかくのフルカラーLEDなのでランダムに表示の色を変更します。1日1回NTPサーバーにアクセスして時刻を校正します。照度センサーで室内の明るさをモニターして暗くなったらLEDも暗くします。

ESP8266は時分の表示が終わると、電力削減のため50秒間Deepsleepします。NTPサーバーにアクセスする直前はWiFi ONで起動し、それ以外はWiFi OFFで起動します。

LEDの信号線は15ピン、照度センサーは20kΩと10kΩで分圧してTOUTピン、RTC(DS1302)は3ワイヤーという通信なので CLKを12ピン、DATを13ピン、RSTを14ピンに接続しました。Deepsleep後の起動用に16ピンをRESETに接続します。

筐体は5mm厚のMDFをレーザーカッターで切り抜きます。セグメントの中央にLEDを配置して表面に経木(紙のように薄い板)を貼りました。セグメント内での光の均一性にもう一工夫必要です。

 

 

2017.1.21

5V駆動のステッピングモーターを試す

28BYJ48 DC 5V 4-フェーズ5線式ステッピングモータとULN2003ドライバボード
これも去年の春に購入したまま眠っていたパーツです。中国直送で200円前後で購入できます。

便利なライブラリを見つけて動かしてみたという段階です。通常のstepperライブラリではなく、AccelStepperというライブラリを使うことでハーフステップで滑らかに駆動することができます。28BYJ-48モーターでの使い方は42Botsの記事に従いました。

回転数は1000pps(およそ15rpm)が上限で、それ以上はトルクが小さくなり指でシャフトをつまむと止まってしまいます。

 

 

サウンドボトル

去年購入して手をつけていなかった音声録音モジュールを使ってみたら意外に機能がしっかりしているので「お客さんが近づくと声をかける」サウンドボトルを作ってみました。ヨーグルトの空きボトルでスピーカーボックスを作ったのでしっかりした音量で再生します。音質は誰が録音したのかわかる程度に良い音です。

モジュールにはマイクがハンダ付けされていたので取り外してボトルに取り付けました。マイクを外した時に基板のパターンも剥がれて、それを修復するのに苦労しましたのであまりお勧めしません。

主な部品
ISD1820 音声録音再生モジュール 169円
Arduino Nano互換機 330円
超音波距離センサー  164円
USBポート付き充電用電池ボックス(100円ショップのCan Do(キャンドゥ))
タクトスイッチ、ブレッドボードなど

動作
タクトスイッチを押しながらマイクに向かって最長10秒録音する。物体が75cmよりも近づくと録音してある音声を再生する。

スケッチ

 

 

美しいミニマリズムの8pinoで光る置き物を作る

最近のArduino IDEではボード追加で8pino(Trinket 8MHz)をプログラミングできるようになりました。価格は888円なので中国直送互換機には及びませんが、ボードの小ささでは群を抜いています。

I2Cの加速度センサーで姿勢を検知して傾けるとフルカラーLEDの色や光の強さが変わるようにプログラミングしてみました。

用意した機材
8pino
GY521(加速度・ジャイロセンサー)
マイコン内臓フルカラーLED

機能
加速度センサーで置き物の前後左右方向の傾きに応じて目に配置された2個のLEDの色と明るさが変化します。不感帯を設けて垂直に静止している時には光らないようにしています。

メモリーが小さいのでプログラムもミニマル目指して推敲を重ねました。「最大5,310バイトのフラッシュメモリのうち、スケッチが5,176バイト(97%)を使っています。グローバル変数は69バイトのRAMを使用しています。」